行政書士として
私は不動産会社に勤務しているが、実は行政書士でもある。令和元年に登録。
と言ってとも、諸事情あり、行政書士業務をオープンに取り組むことはできない状況😭
先日、テナントで入居してもらっている、誰もが知ってる大手企業から酒類販売許可を取りたいので、相談したいと連絡があった。
もちろんその相談は行政書士としてではなく、不動産会社担当者として。
賃貸借契約の文言訂正や場所的要件の確認、土地所有者の承諾等が必要のよう。
数ヶ月前も新規入店して頂いた企業さんから同様の話があったので酒類販売許可は2件目。
ある意味、コロナ禍においてはこの流れは当然なのかもしれない。
面談当日、勿論、私が行政書士であることは言えない。
不動産会社の担当者として対応する。
でも、一つだけ聞いておきたい。
「その申請は行政書士に依頼されるんですか?」
話が一通り終わったところで聞いてみた。
2社とも回答は同じであった。
「私が申請します」
つまり、行政書士が扱うべき業務は少なくない。特に不動産業界にいるとそう感じる。
ただ、それを、企業がそこにお金を落として、依頼する理由があるかどうか。
「実は、私行政書士なんで、申請やりますよ!」
と言えたとしても、受注できたかどうかはわからない。
心にモヤモヤが残るが、今は実務の勉強をさせてもらっているとポジティブに捉えよう。